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 明治維新 (1868年) から大正〜昭和〜平成〜令和と150年以上にわたるJ-Pop (歌謡曲、日本の大衆音楽) の歴史を探ろう、というのがテーマです。昔懐かしいヒット曲を年代別 (発売年月 / 流行年代順) に集めて、データベース化しました。勝手なコメントもついています。

流行年月 曲 名 歌手・アーティスト ひとこと
1932.02. 影を慕いて 藤山一郎
1932.02. 風も吹きよで 丸山和歌子
1932.02. 嘆きの夜曲 関種子
1932.02. 満州行進曲 徳山たまき
1932.02. 夜の酒場に 徳山たまき
1932.03. あけみの唄 関種子
1932.03. 銀座の柳 四家文子
1932.04. さらば上海 関種子
1932.04. 走れ大地を 中野忠晴
1932.05. 高原の唄 中野忠晴
1932.05. 天国に結ぶ恋 徳山たまき、四家文子 昭和7年5月8日、神奈川県大磯での坂田山心中 (実話) をもとに作られた唄。略して「天むす」。二人ともクリスチャンで、叶わぬ恋に心中したが、キリスト教は自殺厳禁のため教会は葬儀を拒否。結局、仏教によって死後の冥福が祈られた。その後、松竹が『天国に結ぶ恋』として映画化、この曲はその主題歌となった。作詞は西條八十、作曲は松平信博だったが、それぞれ柳水巴、林純平というペンネームを使っている。
1932.05. 野分の唄 関種子
1932.05. 柳の雨 小唄勝太郎
1932.05. 山は招く 中野忠晴  
1932.07. 朝顔の唄 関種子
1932.07. キャンプ小唄 立石喬子
1932.07. タンゴを踊ろうよ 四家文子
1932.07. チューリップ (チユーリツプ) 「咲いた〜咲いた〜チューリップの花が」で有名な唱歌。「エホンシャウカ」 (ナツノマキ) より。
1932.09. 別れの花束 春山一夫
1932.10. 菅平スキー小唄 中野忠晴
1932.10. 涙の渡り鳥 小林千代子
1932.11. 大阪城小唄 新橋喜代三
1932.11. 片瀬波 松山時夫
1932.11. 時雨ひととき 佐藤吉五郎
1932.11. 伯耆大山の唄 佐藤吉五郎
1932.11. 幌馬車の唄 和田春子
1932.11. 忘れられぬ花 池上利夫
1932.12. 希望の丘 結城虹二
1932.12. 討匪行/td> 藤原義江
1933.01. 恋ごころ 長谷川一郎
1933.01. 島の娘 小唄勝太郎
1933.02. 濡れつばめ 市丸 彼女は芸者としてデビューしてからはお座敷に引っぱりだこ。喜劇王であるチャーリー・チャップリンが来日したときには、新橋のお座敷に呼ばれている。
1933.03. 伊那節 市丸
1933.03. 浮草の唄 ミス・コロムビア (松原操) 1933 (昭和8) 年、覆面歌手としてこの曲でデビューした。明治44年3月28日生まれ、北海道出身。
1933.03. 海のセレナーデ 春山一夫
1933.03. 乙女の春 関種子
1933.03 僕の青春 藤山一郎
1933.04. サーカスの唄 松平晃
1933.05. 十九の春 ミス・コロムビア (松原操) 映画『十九の春』主題歌となり、大ヒット。彼女の名を一躍知らしめた。イントロ、間奏、後奏で聴けるスティールギターはディック・ミネが弾いている。彼はハワイアン音楽が大好きで、スティールギターの音色をどうやったら出せるか試しているうちに、弦の上にたまたま10銭玉が落ちたときに出た音が近いことがわかった。当時はまだ電気吹き込みが余り普及していなかったので、大きな音が出るドブロギターを買ってきて弾いてみると大受け。いろいろなレコード会社から声がかかったため、スタジオを回ってレコーディングに精を出したという。
1933.05. 旅がらす 中野忠晴
1933.05. 濡れて咲くのは 渡辺光子
1933.05. ほんとにそうなら 赤坂小梅
1933.06. キューバの豆売り 川畑文子
1933.06. 天龍下れば 市丸
1933.06. 東京音頭 小唄勝太郎、三島一声
1933.06. 東京祭 藤本二三吉、松平晃
1933.07. 大島おけさ 小唄勝太郎
1933.07. 恋の大島 中野忠晴
1933.07. 島の御神火 中野忠晴
1933.07. 燃ゆる御神火 藤山一郎
1933.08. 街の流れ鳥 渡辺光子
1933.08. 蒙古の唄 川島芳子
1933.08. 野球おけさ 浅草吉奴
1933.09. 秋の銀座 ミス・コロムビア (松原操)
1933.09. 大大阪祭 ミス・コロムビア (松原操)
1933.10. タンゴ・ローザ 江戸川蘭子
1933.11. キャラバンの鈴 東海林太郎
1933.12. 希望の首途 松平晃
1933.12. 君に逢うとて 丸山和歌子
1933.12. 佐渡を想えば 小唄勝太郎
1933.12. 大将となるにも 三浦時子
1933.12. 花詩集 芦原邦子
1933.12. 山の人気者 中野忠晴
1933.12. 雪の高原 佐藤吉五郎