明治維新 (1868年) から大正〜昭和〜平成〜令和と150年以上にわたるJ-Pop (歌謡曲、日本の大衆音楽) の歴史を探ろう、というのがテーマです。昔懐かしいヒット曲を年代別 (発売年月 / 流行年代順) に集めて、データベース化しました。勝手なコメントもついています。
流行年月 | 曲名 | 歌手・アーティスト | ひとこと |
---|---|---|---|
1873. | 書生節 (ざんぎり頭の唄) |
─ | 「ざんぎり頭を叩いてみれば 文明開化の音がする」で有名な唄。将来政治家や文士を夢見る書生が当時の世相を皮肉った歌詞に適当に節を付けて街角で唄っていたもの。その後、何度か人気が復活し、流行した。 |
1874-1892. | 縁かいな | ─ | 明治6年頃に流行した。この年は、幕末の混乱から中止されていた隅田川の花火が復活した年でもある。「玉屋」は、当時の花火メーカーで、「鍵屋」とともに隆盛を極めていた。明治21年以降、「夏の涼みは」の歌詞がよく歌われるようになり、替え歌がたくさん作られた。 |
1874. | かっぽれ | ─ | タイトルの由来は(1)「私ゃ貴方に岡っ惚れ」が訛ったもの、(2)恋人同士を意味するカップルが訛ったもの、(3)合奏を意味する、ドイツ語の「カペル」(Kapell)を日本人が聞き間違えた、という三つの説がある。この曲は、初代豊年斎梅坊主が得意としていた。 |
1877. | オヤマカチャンリン | ─ | 秋田県の民謡に「お山コ節」というのがあるが、その中の囃子詞に「お山コシャンリン」というのがある。奈良県にも「オヤマカシャンリン節」があるが、流行り唄としての「オヤマカチャンリン」は明治以降のものと言われている。また、音が似通っていることから「親馬鹿チャンリン」とも言われることも(笑)。 |
1869. | 相撲甚句 (角力甚句) |
─ | 力士が巡業などで各地に出かけていって唄ったもので、その後各地に残ったのが「相撲甚句」である。その土地の名前や出場力士を唄って相撲の合間に客に唄って聴かせたもの。 |
<Years Navi>
【明治時代】
1868-1872 (明治01-05) 年 │
1873-1877 (明治06-10) 年 │
1878-1882 (明治11-15) 年 │
1883-1887 (明治16-20) 年 │
1888-1892 (明治21-25) 年 │
1893-1897 (明治26-30) 年 │
1898-1902 (明治31-35) 年 │
1903-1907 (明治36-40) 年 │
1908-1911 (明治41-44) 年 │
【大正時代】
1912-1916 (大正01-05) 年 │
1917-1921 (大正06-10) 年 │
1922-1925 (大正11-14) 年 │
【昭和時代】
1926-1927 (昭和01-02) 年 │
1928-1929 (昭和03-04) 年 │
1930-1931 (昭和05-06) 年 │
1932-1933 (昭和07-08) 年 │
1934-1935 (昭和09-10) 年 │
1936-1937 (昭和11-12) 年 │
1938-1939 (昭和13-14) 年 │
1940 (昭和15) 年 │
1941 (昭和16) 年 │
1942 (昭和17) 年 │
1943 (昭和18) 年 │
1944 (昭和19) 年 │
1945 (昭和20) 年 │
1946 (昭和21) 年 │
1947 (昭和22) 年 │
1948 (昭和23) 年 │
1949 (昭和24) 年 │
1950 (昭和25) 年 │
1951 (昭和26) 年 │
1952 (昭和27) 年 │
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【平成時代】
1989 (平成01) 年 │
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【令和時代】
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