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 明治維新 (1868年) から大正〜昭和〜平成〜令和と150年以上にわたるJ-Pop (歌謡曲、日本の大衆音楽) の歴史を探ろう、というのがテーマです。昔懐かしいヒット曲を年代別 (発売年月 / 流行年代順) に集めて、データベース化しました。勝手なコメントもついています。

流行年月 曲名 歌手・アーティスト ひとこと
1940.01. 吉良の仁吉 美ち奴 吉良の仁吉は清水次郎長の兄弟分で、浪曲や歌謡曲に盛んに取り上げられた。
1940.02. 誰か故郷を想わざる 霧島昇 古賀政男がテイチクからコロムビアに戻ってきて、6年ぶりに作詞家の西条八十と組んでットさせた曲。後に映画も作られている。歌詞に出てくる「さみしさに泣いた」舞台は、東京、新橋駅のホームで、嫁に行く3歳上の姉を見送ったときの西条八十 (作詞家)の体験をもとに書かれている。
1940.03. 燦めく星座 灰田勝彦
1940.04. 東京の花売娘 岡晴夫
1940.06. 別れ船 田端義夫 作詞の清水みのるは、1933年に作詞家としてデビュー、作曲の倉若晴生は1938年にポリドールに10曲持ち込んだところ6曲が採用されてデビューした。
1940.05. 暁に祈る 伊藤久男 映画『征戦愛馬譜・暁に祈る』主題歌。4万枚を売った。
1940.07. 大陸列車< 塩まさる 2003年に95歳で亡くなっているが、2002年には九段会館の舞台で、車いす姿ではあったが「九段の母」などを、昔と変わらない朗々とした歌声を聴かせていた。
1940.08. 蘇州夜曲 霧島昇、渡辺はま子 渡辺はま子は武蔵野音楽学校でオペラを学んだが、卒業と同時くらいにリリースした「忘れちゃいやよ」がヒット。お色気歌手というレッテルを貼られながらも、「支那の夜」や「蘇州夜曲」のヒットで、エキゾチックなイメージが定着することとなった。
1940.09. 紅い睡蓮 李香蘭
1940.10. 隣組 徳山たまき (徳山璉) 1940年10月、全国の市町村で「隣組」制度が施行された。近隣の数軒が1組となり、自警や配給などを行うもので、この制度の啓蒙のために作られたレコード。戦後はこの隣組は解体されたが、武田薬品の殺虫剤「メルトン」、メガネドラッグのCMソング、テレビバラエティ『ドリフの大爆笑』のテーマソング、トリスウイスキーCMソングなど長年にわたって使われているため、原曲を知らなくてもメロディを知っている人は多い。作詞は「技術は爆発だ!」でおなじみ、岡本太郎の父親である岡本一平。ちなみに、AmazonのKindleで「徳山璉随筆集」が出版されている。
1940.11. 月月火水木金金 内田栄一 バタヤンもテレビで歌っていた。
1940.11. 乙女馬子唄 菅原都々子

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1898-1902 (明治31-35) 年 1903-1907 (明治36-40) 年
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【大正時代】
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