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 明治維新 (1868年) から大正〜昭和〜平成〜令和と150年以上にわたるJ-Pop (歌謡曲、日本の大衆音楽) の歴史を探ろう、というのがテーマです。昔懐かしいヒット曲を年代別 (発売年月 / 流行年代順) に集めて、データベース化しました。勝手なコメントもついています。

流行年月 曲名 歌手・アーティスト ひとこと
1985.01. 悲しきロンリー・ガール 高田みづえ
1985.01. カムイの剣 渡辺典子
1985.01. 熱視線 安全地帯 オリジナルアルバムには未収録だった。オートラマのフォト・レーザーのCMソング。
1985.01. リ・ボ・ン 堀ちえみ
1985.01. You Gotta Chance〜ダンスで夏を抱きしめて 吉川晃司 当時、彼を真似するように垣根を越えて、芝生へ飛び込んでいた奴がいた (笑)。東宝映画『ユー・ガッタ・チャンス』主題歌。
1985.02. 愛人 テレサ・テン ( 麗君)
1985.02. 卒業 尾崎 豊 1985年11月29日、彼は20歳になった。その時、彼はインタビューでこう証言している。「いまやってることはすごく充実している。ときには迷い、ときには跪くこともあるけど、昔は毎日毎日どうして自分は生きてるんだろうとか、こんなふうに苦しむんだったら死んだ方がましだとか、それくらいネガティブなことを考えた。学校をやめるまぎわまでね。その頃のパワーが今のエネルギーになってると思うんだ。ボク以外にもそういうことを考えてる人ってたくさんいると思う。もしかしたらすごく少数なのかもしれないけど、そういう気持ちを持った人がいるんであればその人たちに、こういうプロセスがあってはじめてもう少しポジティブになることができると、いまのボクはいえるんじゃないかな。ボクはいま、ポジティブなほうにいっています、非常に」
1985.02. 卒業 斎藤由貴
1985.02. ヨイショ! 近藤真彦
1985.02. Young Bloods 佐野元春 With The Heart Land 元ネタは、スタイル・カウンシルの「Shout To The Top」だ、というのはよく知られている。こちらの方はサントラ『ヴィジョン・クエスト』に収録されている。
1985.03. 風の回廊 (コリドー) /潮騒 山下達郎 ヤマタツは、この曲で初めて録音にコンピュータを導入。とはいうものの、もともとはレコード・コレクションのデータ管理のためにパソコンを購入したという (笑)。1985年ホンダ・インテグラのCMソング。
1985.03. あの娘とスキャンダル チェッカーズ
1985.03. Plastic Love 竹内まりや
1985.04. ディア・マイ・ハート〜君のためにラヴ・ソング〜 NOBODY サンキストのCMソングだった。他の人に曲を提供することが多いので、NOBODY自身のヒットとしてはこれぐらいしか知られていない。
1985.04. 翼の折れたエンジェル 中村あゆみ 1966年7月28日生まれ、福岡県出身。日清カップヌードルのCMソングだった。1985年8月31日、レベッカとのジョイント・コンサートがあり、彼女は何かをつかんだという。それは、「自分にいちばん大切なものは何かってこと。ファッションが大切なのとか、チャラチャラすることが大切なのとか、あるいは優しいことが大切なのかとか」と言っていた。よう分からん (笑)。
1985.05. 赤い鳥逃げた (12インチ) 中森明菜 曲は「ミ・アモーレ【Meu amore…】」で、歌詞だけ違う12インチ・シングル。ジャケットの明菜のメイクも斬新だった。
1985.05. ランナウェイ 麻倉未稀 TBSテレビドラマ『乳兄弟 (ちきょうだい) 』主題歌。ボン・ジョヴィの日本語カバー曲だ。
1985.06. ベストセラー・サマー チューブ チューブのデビュー曲だけど、初めて聴いた時、「ワンワンワワ〜」って歌ってたのでサビが何といってるのか分からなかった。いや、マジで (笑)。’85キリンビールCFイメージソング。
1985.06. C 中山美穂 デビューシングルで、TVドラマ『夏・体験物語』主題歌。
1985.07. バチェラー・ガール 稲垣潤一 趣味はクルマで、ゴルフのポカール・レースに出場したことでも知られている。
1985.07. あなたを・もっと・知りたくて 薬師丸ひろ子 角川から独立して出した、初のシングル。映画のサントラ以外のシングルを発売するのは、これが初めて。歌詞では、好きな男性の所へ電話して「もしもし、私、誰だか分かる?」「もしもし、まだ切らないで」と言っているので、見方によっては単なるイタ電 (いたずら電話) なのでは、と思うのだが (笑) ?
1985.07. 俺たちのロカビリーナイト チェッカーズ
1985.08. メトロポリスの片隅で 松任谷由実 ユーミンのベストアルバム、『Neue Musik』には収録されていない。資生堂フェアネス’85秋のイメージソング。
1985.08. 恋におちて 小林明子 TBS系TVドラマ『金曜日の妻たちへⅢ』のテーマ曲であると共に、彼女のデビュー曲。ドラマの人気と相まって息の長いロングセラーに。そして1986年度香港音楽祭のゴールドディスクを受賞、おまけに1987年にはオランダでもシングルが発売された。実は、この曲を作る上で参考にしたのがシャーリーンの「愛はかげろうのように」だったとか (笑)。
1985.09. 雨の西麻布 とんねるず とんねるずにとっては初めての演歌調の曲。ジャケットでも和服姿。
1985.09. Baby Cat 横浜銀蝿の解散から613日目に発売されたソロシングル第1弾は、ロサンゼルス録音だった。「跡目相続」と銘打った「起翔転結」の4部作を4ヶ月連続でリリース。
1985.09. 君の瞳に恋してる Sally フランキー・ヴァリ、ボーイズ・タウン・ギャングのヒット曲とは別モノ。
1985.09. 孤独の肖像 中島みゆき この時期の中島みゆきのアルバムの中には、堂々と暗いものがありますよね、という音楽雑誌の質問に対して『そうですか? 自分ではそういうつもりはないですけど。ただ、「クラいほうが好きだ」という意見は逆に気にならなくなってきたんですよね』と語っていた (笑)。
1985.09. 涙の茉莉花Love 河合その子 17歳の時にCBSソニーの「ティーンズ・ポップス」というオーディションで準優勝を獲得。そもそも、主催がCBSソニーだったので、大好きな松田聖子に会えるかも知れない、という軽い気持ちで受けたらしい (笑)。その後、おニャン子クラブへ。そしてソロデビュー第1号となった。
1985.09. Temptation (誘惑) 本田美奈子 東芝暖房機器のCMソング。
1985.11. 碧い瞳のエリス 安全地帯 大王製紙「エリス」のCMソング。
1985.11. ダンシング・ヒーロー (Eat You Up) 荻野目洋子 オギノメちゃんといえばこのヒットとダンスが有名だが、ダンスの方はマドンナからいただいてきているらしい。そしてこの曲がヒットしていたことなんか誰も覚えていなかった2017年、バブル時代をネタにブレイクした平野ノラを元ネタに大阪府立登美丘高等学校ダンス部が「ダンシング・ヒーロー」で第10回日本高校ダンス部選手権夏の公式全国大会のビッグクラスで準優勝を果たした () いわゆる「バブリーダンス」) 。さらにはその様子がYouTube動画で配信されると瞬く間に驚異的な再生回数を示し、「ダンシング・ヒーロー」がリバイバルヒットしてしまった。当然のごとく歌っていた荻野目洋子と大阪府立登美丘高等学校ダンス部との共演が実現した上にテレビ番組から続々とオファーを受け、年末には日本レコード大賞への出場も果たしたのだった。
1985.11. ガラスの Palm Tree 杉山清貴&オメガトライブ
1985.11. 情熱 斎藤由貴 東宝映画『雪の断章』主題歌、「AXIA」イメージソング。
1985.11. 神様ヘルプ! チェッカーズ
1985.11. 燃える日々 松山千春
1985.11. 落葉のクレッシェンド 河合その子 2枚目のシングル。高校を卒業してから1年間経済の専門学校に通っていて、その後コンピュータの会社へ就職することが決まっていたらしい。
1985.12. 仮面舞踏会 少年隊 デビュー曲。メンバーは錦織一清、東山紀之、植草克秀。ジャケット、B面違いで3種類リリースされている。最優秀新人賞を総ナメにし、扱いも格段に良かったことで、シブがき隊がいかに「捨て駒」的存在だったかということが改めて浮き彫りとなった。
1985.12. つめたい別れ 中島みゆき 1985年12月14日から4日間連続で、両国国技館で「歌暦page 85」を行った。国技館4日間連続公演は女性アーティストとしては初の快挙だった。

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