明治維新 (1868年) から大正〜昭和〜平成〜令和と150年以上にわたるJ-Pop (歌謡曲、日本の大衆音楽) の歴史を探ろう、というのがテーマです。昔懐かしいヒット曲を年代別 (発売年月 / 流行年代順) に集めて、データベース化しました。勝手なコメントもついています。
流行年月 | 曲名 | 歌手・アーティスト | ひとこと |
---|---|---|---|
1878. | 梅ヶ枝節 (梅ヶ枝の手水鉢) | ─ | 「別名は、曲の最後の文句から「そうれ頼む」とも。また、小唄では「梅ヶ枝の手水鉢」とも。寄席の高座で唄い出されたのが始まりで、節は「かんかんのう」の流れを汲んでいる。 |
1878. | 先代節 (仙台節) | ─ | 上方から流行した小唄、「何だい節」が東京に入り、歌詞が「奥州仙台」になり流行したので、曲名が「仙台節」となった。 |
1880. | 九連環 (かんかんのう) | ─ | もともとは中国の流行歌で、明清楽(みんしんがく)という月琴を使う音楽として唄われた。出だしの「かんかんのう きゅうれんす」から、「かんかんのう」とも呼ばれ、明治の半ば頃まで唄われた。また、九連環→法界節→さのさ節→流行節、と明治時代の流行歌に大きな影響を及ぼしている。 |
1880. | 君が代 | ─ | 国歌。現在の形に決まるまで、いくつかのバリエーションが存在している。 |
1880. | すててこ (ステテコ踊唄) | ─ | もともとはお座敷芸で、吉原の幇間などが踊ったものだが、三遊亭円遊が寄席で踊り出してから人気が出た。曲名は、踊るときに半股引をむき出しにして踊るところからつけられたという。 |
1881. | 書生節 | ─ | 1873 (明治6) 年に流行した「書生節」がリバイバル・ヒット。とはいえ、このような曲がリバイバルしたときには、歌詞が新しくなっていることが多い。 |
1881.11. | 蝶々 | ─ | 「ちょうちょう ちょうちょう 菜の葉にとまれ」でよく知られている。もとはスペイン民謡で、アメリカの唱歌集に古くから掲載されていたため、日本でも取り上げられることとなった。日本では、唱歌として長い間親しまれている。『小学唱歌集』初出。歌詞は、愛知県師範学校の教員だった野村秋足 (のむら・あきたり) によるもの。 |
1881.11. | 螢の光 (蛍の光) | ─ | 「小学唱歌」初出。明治44年(1881)年に刊行された中に収められていた。もとはスコットランド民謡の「久しき昔」(Auld Lang Syne)で、別れや旅立ちの唄として唄われていたものだったが、日本では卒業式の唄として定着した。 |
1881.11. | 見わたせば (むすんで開いて) | ─ | 『小学唱歌集 (初)』より。この曲はルソーが作曲し、現在童謡として定着している「むすんで開いて」 (Greenville、Go tell Aunt Rhody) に柴田清熙 (しばた・きよてる) と稲垣線頴 (いながき・ちかい) が歌詞をつけたもの。 |
1882. | 自由の歌 | ─ | 「新体詩抄」より。 |
1882. | 深川節 | ─ |
<Years Navi>
【明治時代】
1868-1872 (明治01-05) 年 │
1873-1877 (明治06-10) 年 │
1878-1882 (明治11-15) 年 │
1883-1887 (明治16-20) 年 │
1888-1892 (明治21-25) 年 │
1893-1897 (明治26-30) 年 │
1898-1902 (明治31-35) 年 │
1903-1907 (明治36-40) 年 │
1908-1911 (明治41-44) 年 │
【大正時代】
1912-1916 (大正01-05) 年 │
1917-1921 (大正06-10) 年 │
1922-1925 (大正11-14) 年 │
【昭和時代】
1926-1927 (昭和01-02) 年 │
1928-1929 (昭和03-04) 年 │
1930-1931 (昭和05-06) 年 │
1932-1933 (昭和07-08) 年 │
1934-1935 (昭和09-10) 年 │
1936-1937 (昭和11-12) 年 │
1938-1939 (昭和13-14) 年 │
1940 (昭和15) 年 │
1941 (昭和16) 年 │
1942 (昭和17) 年 │
1943 (昭和18) 年 │
1944 (昭和19) 年 │
1945 (昭和20) 年 │
1946 (昭和21) 年 │
1947 (昭和22) 年 │
1948 (昭和23) 年 │
1949 (昭和24) 年 │
1950 (昭和25) 年 │
1951 (昭和26) 年 │
1952 (昭和27) 年 │
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【平成時代】
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